徹底分析、朝銀の融資はここが特徴!

朝銀はもともとは、戦後在日朝鮮人を資金面で支えることを目的として立ち上げられた金融機関です。ただ破綻などを経て、いまでは随分と規模が縮小され、在日朝鮮人を対象にしていることを全面的に打ち出しているわけでもありません。

融資に関しては、かならず組合員でなければいけない、というわけでないものもあります。融資は大きく分けて2種類のラインナップがあります。目的型ローンには住宅ローン、マイカーローン、教育ローンはもちろんのこと、ブライダルローンや災害復旧ローンもあります。非目的型ローンの中には、フリーローン、そしてカードローンの両方があります。以下では、この朝銀のカードローンについて紹介してみたいと思います。

このカードローンは組合員がそうでないかにかかわりなく、だれでもすべての人が利用することができます。審査基準は結構厳しく、給与所得者であれば、勤続年数が2年以上であること、個人事業主であれば安定した、継続した収入が求められ、3年以上の営業実績があることが必要です。ただ、給与所得者であれば、前年度の収入が180万円以上、ということですから、年収の枠は決して高いとはいえません。勤続年数が一つの鍵で言えそうですね。

利率は変動金利で、長期プライムレートに、10.4パーセントを足した利率で計算されます。融資金額は30万円以上、200万円以下で、これはほかの金融機関と比べるとかなり少なめな気はします。

朝銀は、西日本に拠点が多いので、中国地方、九州地方の方は是非ご検討してみてください。

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